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Canvas&VideoとFlash

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ウェブの世界にダイナミックでインタラクティブな要素を持ち込むことになった米Adobe社のFlash Player。
このプラグインによって、ウェブの世界での表現方法が大きく変わったことは事実であり、とても素晴らしい功績でしょう。

そんなAdobeひとり勝ちの状況の中新たに登場したのがHTML5のCanvas、Video、そしてAudioです。
これらのマルチメディア要素はウェブブラウザ上において、プラグインなしでマルチメディアコンテンツの利用を可能にしました。
現在多くのウェブブラウザにおいて実験的に実装が行われているので、対応ブラウザでそれらを体験することが可能です。


動画共有サイトYouTubeでは既に、ニコニコ動画においても2010年の9月頃からHTML5形式の動画プレーヤーで動画の閲覧ができます。

大抵の人はよくHTML5(Canvas、Video、Audio)とFlashを比較したがります。
現に、いくつかのニュースサイトやブログ記事などにおいて、HTML5とFlashの比較をして優劣を決めていたりすることが多々あります。

一見するとHTML5とFlashは非常によく似ていますが、似て非なるものでもあります。
HTML5とFlashではできることが同じでもあり違ってもいる、さらに言うと、それぞれに得意分野や苦手とする分野が存在するのです。
ただ、唯一の違いはそれがプラグインなのかそうでないか、つまりブラウザのみで利用出来るかブラウザ機能を拡張しなければいけないのか、ということでしょう。
ブラウザ単独でマルチメディア機能が使用でき、ブラウザ間の差異がコーデックの問題を除いてほとんどない、というのはある意味強みなのです。

カテゴリー:Canvas関連
2011/08/15 10:38:30 更新